サロン写真34.jpg


「もやい」でアパートの保証人提供した仲間は1300名を超えました。みなさんそれぞれ、新しい土地で様々な問題を抱えながら生活されています。

仕事や健康問題、隣近所との関係、家族や友人とのことなど。相談したくても相談できる相手がいない…最近、そんな声をよく耳にするようになりました。

新しい土地で1人暮らしをはじめても、なかなか新しい人間関係って作りにくいですよね。                                  ご近所付き合いも、距離の取り方が難しいものです。

隣に誰が住んでいるかもわからないのも困りものだけど、
親しくなりすぎても逆に疲れたりして..
そのうち買い物以外は外出しなくなって、
1人でアパートにこもってテレビ三昧。

気がつくと、ここ1週間誰とも話をしなかったなんてこと、ありませんか?
私も一人暮らしだったころ、そんなことがありました。
最初は気楽でいいや!と思っていたけど、
それが長く続くとだんだんシンドクなってきます。

とてもうれしいことがあったら、誰かに話したいと思うし、
逆にとても悔しい思いをしたら、誰かに愚痴を聴いて欲しいと思う。
悩んでることがあったら誰かに相談したい。

時には傷つけ合うことがあるかもしれないけど、
やっぱり誰かとかかわって生きていきたい。
それは人間として自然な欲求だと思います。

そんな時、気楽に立ち寄れる場所があったらいいなあと思いました。

そこに行けば、知っている誰かが笑顔で迎えてくれて遠慮なく話をすることができる。

居しても誰も文句を言わない、のんびりできる場所。
お互いが必要とし、必要とされる場所。
それに、おいしいお茶とちょっとした食べ物があれば… 

そんな経緯で、「サロン・ド・カフェ こもれび」は作られました。
サロンのスタッフも、みな地域で一人暮らしをしている仲間たちです。 

みなさんもサロンでちょっと休憩してみませんか?
解決できなくても、人に話すだけで楽になることがあります。
もしかしたら話すことで問題を整理できたり、
新しい解決方法が見つかるかもしれません。 

今のところ、週一回土曜のみの営業ですが、
気軽に立ち寄ってみてください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

お問合せ・ご相談はこちら

ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お電話でのお問合せはこちら

03-3266-5744

こもれびコーヒーは、東京新宿区にあるNPO法人自立生活サポートセンター・もやいが運営する交流サロンです。フェアトレードのコーヒー豆を焙煎し独自のブレンドを作るという過程を通して、多くの当事者(生活困窮者)が作業にかかわり、喜びと自信を共有するスペースです。また「世界の貧困問題と日本の貧困問題をつなぐ」という大きな課題に取り組んでいます。
アートのワークショップやコーヒーの試飲会などを開催し、地域との交流にも取り組んでいます。