焙煎作業について
コーヒーを焙煎を担当すメンバーは、モーター音とローター内で回る豆の音と戦いながら、豆のハゼる音を聞き漏らすまいと耳を澄ましています。時間にして約１０分、耳をそばだてる事も無く聞き慣れた[パチパチ]という音が聞こえてきます。テストスプーンを引き出し豆の状態を確認しながらの作業です。
２ハゼ（２回目のハゼ音）を聞き漏らすまいと更に耳を澄まし、意図する焼き上がりの直前で釜から豆を出さなければなりません。 緊張の一瞬です。豆が釜から出た後の満足気なメンバーの笑顔。出来上がったコーヒー豆はふっくらとふくらみ、素晴らしい出来！毎回丁寧に繰り返される焙煎、今日も２ハゼ目の音を聞き漏らすまいと、焙煎機に耳を近づけじっと聞き入っています。
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こもれびコーヒーは、東京新宿区にあるNPO法人自立生活サポートセンター・もやいが運営する交流サロンです。フェアトレードのコーヒー豆を焙煎し独自のブレンドを作るという過程を通して、多くの当事者（生活困窮者）が作業にかかわり、喜びと自信を共有するスペースです。また「世界の貧困問題と日本の貧困問題をつなぐ」という大きな課題に取り組んでいます。
アートのワークショップやコーヒーの試飲会などを開催し、地域との交流にも取り組んでいます。
