鳩ノ巣渓谷ピクニックにいってきました!

DSCF0524.jpg

単線にポツンとある田舎の駅ホーム。

そこへ、僕らは降りました。迎えてくれたのは
緑深き連峰のパノラマ風景。
「いいトコだね〜」「春は過ぎたのに、まだ鶯が鳴いてる(笑)」
「東京と違って、空気が美味しいね〜」
「ってか、ここ東京だし(汗)」「あっ、そうか。でも山梨県みたい・・」。
ここかしこに、朗らかな歓声が聞えてきます。奥多摩方面にある
自然の秘境。本当に、ここが東京とは思えませんでした。

まずは、渓谷へ向かうため、大きな橋を渡りました。
高さ100メートルはあるかと思われる数馬峡橋。
真下を見ると目がクラクラしますが、視線を上げると
ダムと川と山と緑と空と渾然一体の景観に視界がソワソワします。
みんな見とれていました(しばし足をとめる)。

渡り終えて渓谷沿いに下ってゆけば、さぁピクニックコースのスタートです。
ここの遊歩道は丸々緑に覆われたトンネル、森林浴のシャワーが気持ち良いのです。
日が射すと、樹木の葉が一斉に輝き、まるで緑のステンドグラスの様。
その左手には大きな湖があり、静かな佇まいを感じます。
そして、エメラルドグリーンが素敵な、透過性のある湖面に癒されるのです。
ホンと、絵の具を水で溶かしたような綺麗な色。

参加者は、お年を召された方の他にも、派遣切りで住まいを失うなど
人災に遭い、もやいの支援を受けている方もいます。
また、うつ病などで苦しんでいて仕事が出来ない方もいます。
時折、その苦悩を聞きながら、「でも、今日はここに来れて良かった」。
そんな声を聞くと、僕は嬉しいのでした(企画してよかった)。

途中の休憩小屋に到着して、本日のゴールとなりました。
木製のテーブルと椅子に腰掛けたり、レジャーシートを広げたりして
待ちに待ったランチタイム!です。
山と湖の景観に囲まれてのお弁当。最高〜に美味しかったです。
参加者からの差し入れで、ゆで卵、お浸しを頂いたり、スタッフからは
ガーリックの効いた唐揚げの差し入れが好評で、
あっと言う間になくなりましたよ〜。
そんな思い遣りのスパイスも効いて、一層楽しいランチタイムとなりました。

最後の自由時間は、巨岩奇岩がゴロゴロある川遊びへ行く人、
お昼寝する人、談笑で盛り上がる人、
虫(ナナフシ)の観察をして楽しむ人など、いろいろでした☆

みなさんも、気分転換にピクニックはいかがですか?
疲れた自分のご褒美に、自分をみつめる時間に、
そして自然と一対一で向き合う時間として、どうぞ☆

ps:初夏の行楽行事の参加者は、計22名となりました(七分丈)。

お問合せ・ご相談はこちら

ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お電話でのお問合せはこちら

03-3266-5744

こもれびコーヒーは、東京新宿区にあるNPO法人自立生活サポートセンター・もやいが運営する交流サロンです。フェアトレードのコーヒー豆を焙煎し独自のブレンドを作るという過程を通して、多くの当事者(生活困窮者)が作業にかかわり、喜びと自信を共有するスペースです。また「世界の貧困問題と日本の貧困問題をつなぐ」という大きな課題に取り組んでいます。
アートのワークショップやコーヒーの試飲会などを開催し、地域との交流にも取り組んでいます。