「つながり ゆるりと」
〜小さな居場所「サロン・ド・カフェ こもれび」の挑戦〜
<もやい>スタッフのうてつが、「サロン・ド・カフェ こもれび」と「こもれびコーヒー」の 5年間の軌跡をつづった本が刊行されました。
ホームレス支援団体<もやい>につながった仲間たちが、自分たちの居場所「サロン・ド・カフェ こもれび」を開店。コーヒー1杯100円。集う仲間たちの人生はさまざま。やがて、濃密なパワー溢れるサロンから、フェアトレードのコーヒー生豆を使った、自家焙煎ブレンドの製造・販売プロジェクトが始まった。
<NPO法人自立生活サポートセンター・もやい>では、2001年より生活困窮者を対象としてアパートの連帯保証人を提供している。その数は、これまでに延べ1500件である。しかし、アパートに入居し、衣食住が整い「経済的貧困」がある程度解決されても、多くの人々が「人間関係の貧困」に苦しむ。そんな「人間関係の貧困」の問題に取り組み、「生きていく力」を取り戻すための試みとして、<もやい>はさまざまな人々の交流の場として、2004年より新宿区の「こもれび荘」と名づけた一軒家で、「サロン・ド・カフェ こもれび」を毎週土曜日に開催している。本書はその小さな居場所に集う人々の5年間の物語である。
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