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*「むすび」の上演の様子

2月20日に、「こもれびコーヒー3周年記念&出版記念パーティ」が行われました。 全部で、100名以上の方々にご来場いただきまして、大盛況のうちに終えることができました。

まず最初に、約5年前に作成された、コーヒー焙煎プロジェクトの過程を記録したビデオ「今日も焙煎日和」が上映されました。その時点で、続々とお客さまが集まってくださり、70席用意した椅子はほぼ満席でした。数年前の映像に、メンバーたちは照れくさいのか自分の出演場面になると、下を向いたりどこかに行ってしまったりして・・・(笑 それでも懐かしく私たちが焙煎を始めたときの気持ちを思い出すことができ、とてもよい機会になりました。

午後からは、稲葉剛と私の講演でした。稲葉は、ハウジングプアの問題について大変分かりやすく話してくれました。私は、これまでの<もやい>とのかかわりの中で自分が女性として支援者としてどうあったのかということについて、率直に話させてもらいました。反応はさまざま・・でも温かい目で見守ってくださる人々に感謝しました。

その後は、お楽しみのコーヒー試飲会と、おやつタイム。手作りのケーキや焼き菓子を片手にこもれびコーヒーを飲んでいただきました。その間、これまでお世話になった方々にご挨拶いただき、まさに<つながり>の重要性を感じました。

最後は、今回のメインイベント「紙芝居むすび」の紙芝居劇。平均年齢76歳の元ホームレスのおじさんたちが、自分達で作り上げた紙芝居。会場とむすびのメンバーが一体となり、温かく素晴らしい雰囲気の中で、行われました。コーヒーのメンバーの小野寺さんも飛び入りで参加してくださり、歌あり踊りありの素晴らしい舞台を堪能しました。イベントが終了した後も、あちこちで交流する姿が見られました。

参加された皆様、お疲れ様でした。 そして今後ともよろしくお願いいたします(うてつあきこ)

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こもれびコーヒーは、東京新宿区にあるNPO法人自立生活サポートセンター・もやいが運営する交流サロンです。フェアトレードのコーヒー豆を焙煎し独自のブレンドを作るという過程を通して、多くの当事者(生活困窮者)が作業にかかわり、喜びと自信を共有するスペースです。また「世界の貧困問題と日本の貧困問題をつなぐ」という大きな課題に取り組んでいます。
アートのワークショップやコーヒーの試飲会などを開催し、地域との交流にも取り組んでいます。