2012年8月17日(金)

お暑うございます。皆さん、いかがお過ごしですか?
お盆休みを利用して久しぶりの里帰りをされた方、旅行に出かけた方、
様々な夏休みがあったことでしょう。
もやいも、こもれびコーヒーもお盆休みはありませんが、コーヒーメンバー達は
暑さにも負けずに元気に過ごしています。

さて、この頃のコーヒーは研究熱心なメンバー達が頑張っています。
5月にコーヒーメンバーに参加された廣田さんは捨てられてしまう運命に
ある規格外の豆を更にハンドピックし、その豆でコーヒー寒天やゼリーを
作るのに熱中しています。
何度も試行錯誤を重ねて作り出したコーヒーゼリーは、こもれびコーヒーの
香りやコクをしっかり残しており、つるりと清涼感に溢れて夏にぴったり。

先週は寒天だけでなく、ゼラチンを使って作ったゼリーを作って持ってきてくれました。
不思議なことに、同じ分量のコーヒーを用いているにも関わらず、寒天の方が
苦味が出ることなどが分かり、「甘いものが苦手な人にもイケる!」
「コーヒー寒天とコーヒーゼリーを賽の目に切って混ぜ、アイスを載せてもいいね」
と試食会も大変盛り上がりました。廣田さんの探究心には頭が下がります。

一方で、焙煎組の井上、大久保両氏は、ルワンダ豆の活用法を研究していました。
ルワンダ豆はハイチブレンドに必要な豆だったのですが、ハイチの豆が
入手不可能となった今、使い道がありません。そこで二人は考えた。

保管しておいてもオールドビーンとして価値は上がるが、なんだか勿体ない。
そこで二人はルワンダストレートと、ルワンダブレンドの二通りを作って会議で
飲んでみようと準備をしてくれました。
居合わせたコーヒースタッフ以外の人達にも参加してもらい、二種類のコーヒーを、
まずはブラックで試飲し、そのあとミルクを加えてカフェオレにして飲み比べます。
ブラックでは酸味が強すぎるものが、ミルクを入れたら意外なほどまろやかに
なったり、ブレンドの配合の妙にみんなで感心したりして、とても勉強になりました。
本当にコーヒーは奥が深いですね。

勉強熱心で探究心の尽きぬコーヒーメンバーを頼もしく思いながら、
その頑張りに応えるべく、もし新ブレンドが誕生したらどこでお披露目しようか?と
わくわくしながら考える私です。

まだ暑い日が続きますが、皆様もお体に気を付け、夏を乗り切って下さいね。

コーヒーかんfor blog.jpg
ルワンダ豆飲み比べfor blog.jpg

写真① 廣田さんとコーヒー寒天               
写真② ルワンダコーヒー飲み比べ

お問合せ・ご相談はこちら

ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お電話でのお問合せはこちら

03-3266-5744

こもれびコーヒーは、東京新宿区にあるNPO法人自立生活サポートセンター・もやいが運営する交流サロンです。フェアトレードのコーヒー豆を焙煎し独自のブレンドを作るという過程を通して、多くの当事者(生活困窮者)が作業にかかわり、喜びと自信を共有するスペースです。また「世界の貧困問題と日本の貧困問題をつなぐ」という大きな課題に取り組んでいます。
アートのワークショップやコーヒーの試飲会などを開催し、地域との交流にも取り組んでいます。